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中大池・上手東の辻
筒井筒中大池
つついづつなかおおいけ
この道祖神は「筒井筒中大池」と呼ばれているよ！
「筒井筒」っていうのは
こどもの頃からの男女の友達同士が、
恋人になって、結婚をする、という物語のことなんだ。
二人は、昔の公家風のかっこうをしているよ。
片方の手は、仲良く肩に掛けあって、
もう片方の手は、正面でつないでいます。
よーく見ると、女の神様の方が
男の神様の手を握っているんだよ。
そして、男の神様は
女の神様の方に優しく顔を傾けている。
とっても仲良しのお二人だね。
山形村には「筒井筒」という名前の道祖神が４つあるよ。
石の選び方や作り方、作られた時期が同じであることから、
４つとも、同じ職人さんが作ったものだと思われているんだけど、
この像はほかの３つと比べて、
彫刻したところが、雨や雪で削れてきてしまっていて、
女の神様の袖の一部が、欠けてしまっているのがとても残念です。
道祖神は、その土地に住む人々を見守る神様。
大切に保存して、未来の山形村に、ずっと残していけるといいね！
それでは、山形村にある
ほか３つの「筒井筒」も、ぜひ探してみてね！