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小坂・日向

素足の道祖神

すあしのどうそじん

碑身縦長の自然石

高 100㎝、巾 68㎝、厚 38㎝

基壇なし

なし

記年銘寛政7年12月8日(1795年)

施主銘日向村中

中区舟後光型

双神は大きな碑身の割合に中区が小さく、向かって左寄りに彫られています。衣装は共に公家風ですが、なりふり構わない格好で他の道祖神に比べ華麗さや優雅さに欠けています。頬をすり寄せ肩を組み、手に手を取り合って裸足で走ってきたような感じです。満面の笑顔で頑丈な骨格、若さいっぱいで逞しく、他の道祖神にくらべ唯一自由闊達さが表現されています。裸足の指の先まで刻まれているところなどとてもユニークです。

祭り日向常会が春と秋の環境の日に合わせて行っています。

なし