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上大地・豆沢

筒井筒上大池

つついづつかみおいけ

碑身縦長の自然石

高 100㎝、巾 60㎝、厚 30㎝

基壇自然石一段

高 34㎝、巾 90㎝、厚 70㎝

記年銘寛政七乙卯稔(1795年)

施主銘なし

中区舟後光型

双体像は公家スタイルで、男神は折烏帽子をつけており、互いに肩に手をかけ、女神が男神の手を握って体を添い寄せています。双体像に雨や雪がかからない様にするための、ひさしの様な出っぱりのある石の選定や彫刻技法や造立年等からみて、下大池橋爪東・小坂本殿上・中大池上手東と同一石工の作と思われます。しかし、一部に違った手法が見られます。まず双神が握手のために出しあっている袖くくりのひもが大きく垂れていること。女神が極端に右に顔を傾けていること。女神の垂髪がつんと上にあがっていることです。これは顔を前にうつ向いたために髪が動いた瞬間のようにもとれます。彫り、形とも立派な双体像です。美しい顔の女神の左まぶたの上部が欠損しているのは残念です。豆沢集会所の横に並ぶ4基の石仏は、昭和23年頃各辻にあった碑をこの場所

祭り豆沢のじじばば、文学道祖神、甲子様のお祭りと一緒です。

折烏帽子(おりえぼし):頂を折り伏せた形の烏帽子。

垂髪(おすべらかし):前髪を左右にふくらませ、もとどりを背後にすべらせて長く下げる婦人のさげ髪の一種。

筒井筒(つついづつ):中の良い幼馴染の男女。原義は丸く堀った井戸の井戸枠。